麻雀の覚えておくべき6つのルールとは?【超初心者向け】
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どーも、俺野です。今回は「とりあえず麻雀を遊んでみたい!何から覚えればいいの?」という方のために麻雀を遊ぶうえで最初に覚えておくべき6つのルールを伝えていきたいと思います。
- 麻雀のパイには3種類の数牌とその他の字牌がある
- 麻雀のパイの揃え方
- 麻雀は役がないと上がれない
- 役を覚えなくても遊ぶ方法『リーチ』『役牌』
- 他の人が捨てたパイをもらうこともできる『ポン・チー』
- 持ってるだけで点数が上がるよ『ドラ』
- おまけ:馴れてきたら覚えてね『オススメの役』
麻雀のパイには3種類の数牌とその他の字牌がある
麻雀のパイは、3種類の数字の書かれたパイと、1文字の漢字が書かれたパイで構成されています。
数字のパイを数牌、漢字のパイを字牌といいます。
3種類の数牌はそれぞれ
漢数字+萬と書かれたパイ・・・マンズ
竹のような棒が書かれたパイ・・・ソウズ
丸いビーズが書かれたパイ・・・ピンズ
と呼びます。
呼び方はやってるうちに覚えるので今覚える必要はありません。
3種類とも、それぞれ1~9まで数字があります。
ちなみにこの鳥みたいなやつはソウズの1です
字牌(1文字の漢字が書かれたパイ)は
「東・南・西・北」と「白・發・中」(ハク・ハツ・チュン)と書かれた計7つがあります。
【字牌】
麻雀には真っ白の何も書かれていないパイがあるのですが、それは上記の「白」(ハク)と呼ばれるパイで、実は漢字のパイたちの仲間です。
実はこれも字牌なんです
麻雀のパイの揃え方
麻雀は13枚の手牌(手札のこと)に、1枚引いてきたパイを加えて14枚にします。そしていらないパイを1枚捨て13枚に戻す、この流れを繰り返します。
パイを1枚引き14枚になったときに、手牌が完成していれば上がりとなります。
つまり、上がるときの手牌の完成形は14枚となります。
この14枚ですが、上がりの形は決まっています。
【パイが3枚ずつの組み合わせを4組】+【同じ2枚のパイの組み合わせを1組】=計14枚が上がりの形となっています。
パイが3枚ずつというのは、同じ数字や漢字を3枚同じものにするか、連続した3つの数字となります。
例えば
【数字や漢字3枚同じもの】
【連続した3つの数字】
こんな感じです
これに、なんでもいいので2つ同じパイの組み合わせを1組加えたものが完成形です
2枚+3枚×4組 の計14枚となります。
画像では数字のパイのみの手牌となっていますが、漢字のパイが混ざっていても大丈夫です。
ただし、漢字のパイは「東南西」とか「白發中」みたいに連続してそろえても意味がありません。
漢字のパイを手牌に3枚揃えるときは、3枚とも同じパイにしましょう。
麻雀は役がないと上がれない
麻雀はさきほど説明した完成形の手牌の中に、『役』というものを組み込んでいないと上がることができません。ポーカーもツーペアとかスリーカードとか役を作りますよね。あんな感じをイメージしてもらえればOKです。
麻雀にはいろいろな役があり、なんとその数40個近くもあります。私もはじめて役を覚えようとしたときは、その数の多さにうわっと身構えてしまいました。
しかし、最初から全部覚える必要はありません。それに最初は役を覚えなくても遊ぶことができます。なのでここからは、とりあえず役を覚えなくても遊ぶ方法を書いていきます。
役を覚えなくても遊ぶ方法『リーチ』『役牌』
・リーチ
麻雀には役を使っていなくてもできる、『リーチ』というあがり方が存在します。厳密にはリーチも役の一つなのですが、覚えることはなにもありません。手牌があと1枚で完成するというときに、リーチと宣言して自分の1000点を場に置くだけです。これだけです。
これは先ほどの手牌です。実はこの手牌も役が何も入っていません。ですがリーチをすることで、『リーチ』という役がつき上がることができます。
あと一枚で上がれるとこまで来たら、リーチ!
「立直」と書いてあるのがリーチのことです
役がなくてもリーチをすることで上がることができます。
・リーチの注意点
しかし、リーチには注意点があります。麻雀では他の人が捨てたパイをもらい、手を進めることができます。しかしリーチまでの途中で人の捨てたパイをもらっていると、リーチをすることができません。
つまり、リーチは自分の引いたパイだけで手牌を完成させていかなければなりません。
この点には注意が必要です。
ですが、リーチを宣言したあとに、他のプレイヤーのパイで上がることはできます。他のプレイヤーのパイで上がることをロンといいます。
もう一つ注意点があり、リーチをした後は捨てるパイを選ぶことができません。なのでリーチ後にできることは、上がりのパイがでるまでただただ引いたパイを捨てるのみとなります。
・役牌
麻雀では、「役牌-やくはい-」というものを持つことで上がることもできます。読んで字のごとく役になる牌のことであり、持っているだけで役が1個つきます。
ではどれが役牌なのかというと、字牌の「白」「發」「中」になります。白なら白を3枚、發なら發を3枚持つことで役牌になります。
つまり、「白」「發」「中」これらのパイは、同じものを3枚持っているだけで役となり、上がることができます。
リーチと違い、他の人が捨てたパイをもらっていても上がれますし、役牌自体ももらったパイを使っていても大丈夫です。
他の人が捨てたパイをもらうこともできる『ポン・チー』
麻雀では他の人が捨てたパイをもらうことができます。捨てたパイをもらうことを『鳴く』といいます。どのパイでももらっていいわけではなく、鳴ける場面は決まっています。
ここでは重要な2つの『鳴き』を紹介します。
・ポン
一つ目の鳴きを『ポン』といいます。ポンをするときには声に出してポンといいます。ポンでは、手元に2枚同じパイを持っていて、あと1枚あれば3枚になるというときに、他の誰かがそのパイを出したらもらうことができます。
もらったあとは、そのパイをみんなに見えるように右側に置きます。
・チー
2つ目の鳴きを『チー』といいます。ポンと同様に、チーをするときにはチーと声に出します。チーでは、あと一枚あれば連続する3つの数字が作れるというときにもらうことができます。
ポンと同様に、もらったパイを右側に置きます。
チーはポンと違い、誰からでも鳴けるわけではなく、左側の人からしか鳴けないので注意が必要です。
持ってるだけで点数が上がるよ『ドラ』
麻雀ではできあがった役によって点数が変わります。ですが初心者の頃は、狙って高い点数の役を作るのはなかなか難しいです。
そこでてっとり早く点数をあげるのに使えるのがこの『ドラ』です。ドラは持っているだけで点数を上げてくれる、ボーナスキャラのようなやつです。
毎ゲーム、全てのパイの中からランダムでドラが決められます。ではどうやってドラは選ばれるのでしょうか。
毎ゲームのはじめに手牌を各々が13枚取るわけですが、まず親と呼ばれるプレイヤーが積まれた山からパイを4枚取ります。そして取ったパイの3つ隣のパイをめくります。
そのパイを『ドラ表字牌』と呼びます。
このピンズの8がこの回のドラ表示牌です。
そしてめくったパイ、つまりドラ表示牌の次のパイがドラとなります。例えばめくったパイが1だった場合は2がドラになります。5だった場合は6がドラになります。また、9だった場合は1になります。
めくったパイがなら、ドラは
めくったパイがなら、ドラは
めくったパイがなら、ドラは
になります。
漢字のパイは、『東→南→西→北』『白→發→中』の順になります。
めくったパイが東だった場合はドラは南になります。
めくったパイが白だった場合はドラは發になります。
また、めくったパイが北だった場合はドラは東に、中だった場合はドラは白になります。
ネット麻雀ではドラ表字牌は自動でめくられ、ゲームによってはドラが光ったりするので心配する必要はありません。
リアルで麻雀を打つ場合には、最初にめくったパイをしっかり確認しておきましょう。
ドラは持っている枚数の分だけ点数を高くしてくれるので、持っているドラの枚数が多くなればなるほど点数が高くなります。
ドラが多いほど点数は上がる!
おまけ:馴れてきたら覚えてね『オススメの役』
リーチと役牌だけでも上がることはできるのですが、リーチだとポンやチーができなかったり、役牌がなかなか手元に来ないこともあります。麻雀を遊ぶうちに役を覚えていくことで、戦略の幅が広がっていきます。
そこで、僕が初心者の頃に簡単でよく使っていた役をいくつか挙げていきたいと思います。もし麻雀に馴れてきたら覚えて使ってみてください。
【タンヤオ】
麻雀のすごく基本的な役です。数字のパイの2~8のみで手牌を作るとできあがります。反対にいうと数字の1・9と漢字のパイを使わずに作るということです。
【トイトイ】
麻雀は3つ同じパイもしくは3つ連続したパイで組を作っていくのですが、連続したパイの組を作らずに、すべて3つ同じパイの組で作るとトイトイという役がつきます。すべてポンして鳴いて作ってもオーケーです。
【チンイツ/ホンイツ】
麻雀の数字のパイはマンズ・ソウズ・ピンズの3種類ありますが、これらのうち1種類の数牌だけで手牌を作るとチンイツという高い点数の役になります。
マンズならマンズだけ、ソウズならソウズだけ、ピンズならピンズだけという具合ですね。
チンイツを作るのはなかなか難しいですが、1種類の数牌+字牌でホンイツという役を作ることができます。チンイツの下位互換的な役で、点数は安くなります。
これら上に挙げた役はすべてポンやチーで鳴いてもオーケーですので、手牌を見て作れそうなら鳴いていくのもありです。
今回はここまでです。
読んでくれてありがとうございます
ちなみに今回説明に使った画像は、僕が普段遊んでいるセガの『MJ』というゲームのものです。